思考の順序

考えることには正しい順序がある。それは次の通り
なに→本当に→なぜ→どうなる→どうやって

なに=言葉の意味を明らかにする
本当に=情報の真偽を特定する
なぜ=理由、原因を特定する
どうなる=未来を予想する
どうやって(どうすれば)=問題を解決するための手段

なぜ「どうやって」より「どうなる」が先かと言うと
まず未来を予想できないと、問題解決の手段も思いつかないから

なぜ「どうなる」より「なぜ」が先かと言うと
未来を予想するには、まず原因や理由を知らなければならないから

なぜ「なぜ」より「本当に」が先かと言うと
理由を知ろうとしても、そもそもの情報や前提が間違ってたら、いくら考えても理由は出てこないから

なぜ「本当に」より「なに」が先かと言うと
何らかの情報が真か偽か考えたとしても、そもそも言葉の意味を理解してなかったら、いくら考えても答えはでないから

ただし、上で書いたように、必ず
なに→本当に→なぜ→どうなる→どうやって
の順で考えなければならないわけではない
順番を飛ばして考えても、それで答えが出るならそれでいい
だが、いくら考えても答えが出ない時は、一つ戻って考えて見るといい
それでも答えが出ない時は、二つ戻って、三つ戻ってと考えればいい