なぜとは何か? 勝因と敗因

理由と目的を知るための問い、それが「なぜ」

理由=自然に起きること
目的=人為的に起こすこと

理由=過去のきっかけ
目的=未来に成し遂げたいこと



なぜ人を殺してはいけないのか?
人を殺してはいけない理由には、社会的理由、個人的理由、霊的理由の3つある

社会的理由
・家族に迷惑が掛かる
・誰でも人を殺すようになったら社会の秩序が崩れて皆が安心して暮らせなくなる

個人的理由
・警察に捕まる
・被害者の家族や友人に復讐される
・被害者が可哀想だから
・罪悪感で苦しむことになるから

霊的理由
・因果応報で今世か来世に苦しむことになる
・死後地獄に落ちる



なぜ学校で虐めはおこるのか?
虐めが起こるのは社会的理由と個人的理由がある

社会的理由
人間だけでなく鶏も虐めを行う。
だが行うには条件があって、狭い鶏小屋にたくさんの鶏を飼うとそこで自然と強い個体が弱い個体を虐める現象が発生する。
それと同じで、子供達を狭い教室にたくさん入れて管理すると、自然とそこでも虐めが発生する。
即ち、狭い空間にたくさんの人を閉じ込めることが虐めの原因

個人的理由には、加害者側の理由と被害者側の理由がある
虐めをする加害者側の理由=楽しいから
虐めを受ける被害者側の理由=弱いから



なぜ学校にいかないといけないのか?
この問いの仕方だと、学校にいかないといけない理由だけが出てくる
学校に行かなくてもいいですよ、と言う意見が出てくることはない
もっと多様な意見を出すためには、次のように問いの形を変えればいい
例えば
「なぜ学校へいかないといけない、と言われてるのか?」
「本当に学校へ行かないといけないのか?」
「子供を学校へやることで、日本社会はどのような利益を得るのか?」



戦争や事業などにおいては、勝者の敗因と敗者の勝因が存在する
これはどういうことかと言うと
戦争などで勝つと、なぜ勝ったか?ばかり注目する
そして負けると、なぜ負けたか?ばかり注目する
だがこのような見方は間違いだ
なぜなら、勝者の側にも敗因があり、敗者の側にも勝因があり
その勝因と敗因が綱引きする、もしくは天秤が傾くことで、勝利や敗北と言う結果に結びついた
故に勝者の勝因、敗者の敗因、勝者の敗因、敗者の勝因
これら4つの要因を分析することで、事実をより正確に認識できる
さらに、これらの要因はそれぞれ一つではなく、たくさんある
さらに、それぞれの要因は大きさが違う