神について

「神」と言う言葉には二つの意味がある
それは、創造主と八百万の神
創造主は宇宙全体を管理しており、八百万の神が地球を管理している、と言うのが俺の意見だ



無神論者は、次のように言う
神は存在しない、この宇宙が出来たのは偶然だし、星星が生まれたのも、地球上で生命が誕生したのも全ては偶然だ、と
だがそのような意見がどれほどおかしなことか、次のように考えれば分かる
例えば、サイコロを1万回振って、連続1万回「1」の目が出たとする
この時、普通なら、サイコロの中に鉛かなにかが仕込んであって、それで「1」の目が出たのだろうと推測する
だがこの時「サイコロの目が1万回連続で1が出たのは偶然に決まってる」と主張する人がいたらどうか?
その人はきっと頭がおかしいと思われるだろう
だが、神の存在についてはこれと同じような主張が行われてる
即ち、宇宙が出来たのも偶然で、星星が生まれたのも偶然で、生命が誕生したのも偶然で、生物が人類まで進化したのも偶然で、地球が生命が暮らせる条件が整ってるのも、全ては偶然でしかない、と主張するのが無神論者だ

無神論者と言うのは、サイコロを1万回振って、1万回連続で「1」が出たのに「サイコロが1万回連続で1が出たのは偶然だ」と主張するのと同じ過ちを犯してる

ここには偶然か必然か?についての問題がある
もしサイコロに鉛が詰まってないなら、サイコロに鉛が詰まってると判断するのは間違い
逆に、もしサイコロに鉛が詰まってるなら、サイコロに鉛が詰まってないと判断するのは間違い
このように、偶然を必然であると判断するのは間違いだし
逆に、必然を偶然であると判断するのも間違い

無神論者は「必然を偶然であると判断する」と言うあやまちを犯してる



神に関する疑問には、次のような物がある
・神が全てを作ったなら、なぜ悪があるのか
・神がいるなら、なぜこの世はこんな悲惨なことで溢れてるのか

これについて、俺は一つの仮説を立てた
それは「神であっても矛盾することはできない」と言うものだ
矛盾できないが故に、たとえ神でもできないことがある
そして、この世界はいくつもの法則でできており
神もまたその法則に違反して矛盾がおきないようにしているはず
そうなると、神であってもできないことがたくさんあることになる
故に、この世界で起こる出来事は、全てが神の思い通りになる訳ではない

神であっても矛盾することはできない
即ち、神は存在する、そしてその神は全知全能ではない、と言うのが俺の意見だ
ただし、矛盾さえしなければなんでも出来るのか
矛盾しないことでも何かできないことがあるのか
どっちが正しいかは分からない