証拠とは何か?

証拠と言うのは、たとえ罪を犯してなくても罪を犯した証拠がある場合もあるし
逆に罪を犯してても罪を犯した証拠がない、もしくは罪を犯してない証拠がある場合がある

例えば、殺人事件があったとして
ある人が犯人であるとする証人が出たとする
だが実はその証人は犯人の一味かもしれないし、あるいは被告人が真犯人にそっくりだっただけかもしれない
このような場合、罪を犯してなくても罪を犯した証拠が存在する

また例えば、殺人事件があったとして
犯人が証拠隠滅して、犯罪の証拠がなくなる場合がある
この場合、罪を犯してても罪を犯したと言う証拠が存在しない

またこれ以外にも、たとえば裁判官が
その人が有罪だと思い込んでたら、無罪の証拠を信頼性のないものと見なすし
逆にその人が無罪だと思い込んでたら、有罪の証拠を信頼性のないものと見なす

このように証拠とは、その人の信念に左右される主観的なもの

「証拠が存在する」と思う人は、証拠が存在すると言う思い込みに囚われてる
「証拠が存在しない」と思う人は、証拠が存在しないと言う思い込みに囚われてる


証拠=物証、証人、論証
証人=証言、証文

証明=証拠を出して真実を明らかにする