ロスチャイルド家

ロスチャイルド家はさまざまな陰謀論において、陰謀を企てる黒幕として知られているが、実際に、ロスチャイルド家は陰謀を企てている。

ロスチャイルド家は、世界一の大金持ちの一族として知られているが、ロスチャイルド家の総資産がどのくらいかは分かっていない。
おそらく、数千兆円もの総資産を持つものと推測される。
一説によると、ロスチャイルド家は昔は大金持ちだったが、時代と共に衰退したと言われるが、それは間違いだ。
ロスチャイルド家は衰退などしていない。今でも大金持ちのままだ。

以下、ロスチャイルド家の金儲けの歴史について。

フランクフルトのユダヤ人居住区出身の、マイアー・アムシェル・ロートシルトが、ロスチャイルド家を興隆させた。
マイア-の生年は1744年。1760年代からフランクフルトで古銭商を始め、ヘッセン=カッセル方伯家ヴィルヘルムの御用商に任じられた。
ヴィルヘルムは、金の貸し付け、および傭兵業を営んでいた。
マイアーもそれに関わり、イギリスで振り出された為替手形を現金化する仕事を任された。

マイア-の五人の息子は、ヨーロッパ各国に分かれ、銀行業を広く展開した。
長男のアムシェルはフランクフルト、二男のザロモンはウィーン、三男のネイサはロンドン、四男のカールはナポリ、五男のジェームスはパリに、それぞれ移り住み、事業を行った。

1792年、ナポレオン戦争が勃発。ドイツでは綿製品の価格が高騰した。
ネイサンは、綿製品を安く買い付けドイツに送り、莫大な利益を上げた。

1806年、フランス軍ヘッセンに侵攻。
ヴィルヘルム1世は国外逃亡し、選帝侯の財産の管理権はロスチャイルド家に委託され、莫大な利益を上げた。

1806年、ナポレオンは大陸封鎖令を出し、イギリスとの貿易を禁じた。
大陸諸国ではコーヒー、砂糖、煙草、綿製品などの価格が高騰。
逆にイギリスではこれらの価格が暴落した。
そこでネイサンはイギリスでこれらの商品を買い大陸へ密輸。莫大な利益を上げた。

ワーテルローの戦いの時、ネイサンはいち早くナポレオンの敗戦を知った。
そして、公債を売って価格を暴落させた後、買いに転じ、イギリス勝利の情報が伝わると共に、莫大な利益を上げた。

ロスチャイルド家は、影で戦争を煽るなど、さまざまな悪事を行っている一族だ。
一刻も早く、ロスチャイルド家が消えて亡くなることを願っている。