チベットの独立に向けて

この記事では、チベットのことについて、大まかに説明していく。
チベットは、昔からチベット民族が住み、古くから仏教が盛んな地域だ。
そのチベットは、古くは独立国家だったが、やがては清朝によって制圧され、以後清朝に従属した。
その後、1912年に清朝は崩壊し、それにともない、チベットダライ・ラマ政権のもと、独立した。
だが、1948年~1951年に渡って、中国共産党によって侵略され、チベット全土が制圧された。
それにともない、インドに逃げたチベット人たちは、インドに亡命政府を設立した。

本来、チベットチベット民族のものであり、チベットは独立国となるべきだ。
現在おこなわれている中国共産党によるチベット制圧、および弾圧は犯罪行為であり、到底ゆるされるものではない。

チベット侵略以後、中国共産党は次次とチベットを弾圧し、その文化を破壊してきた。
例えば、チベット人の土地を取り上げたり、漢民族をたくさん入植するなどしてきた。
その他にも、チベット各地の寺院を破壊しつくし、チベット仏教を根絶しようとしている。
またこれ以外にも、中国共産党は、チベット放射能汚染物質の廃棄場としても利用してきた。
この廃棄物によって、チベットの水源は汚染され、多くのチベット人が病気に犯され、死亡している。

さて、このように、中国共産党チベットを占領し、手放さないのはなぜか?
それには、いくつかの理由がある。

まず、チベットに埋没している稀少な金属、いわゆるレアメタル
またこの他にも、チベットの地下に埋蔵されている資源を狙っている。これが一つ。

もう一つには、水資源がある。
チベット高原はとても標高の高い場所で、そこから、いくつもの川が流れ出している。
そして、その流れ出している川も、普通の川ではなく、とても巨大な川ばかりだ。
その川には、次のようなものがある。
中国国内を流れる、中国北部の黄河、中国南部の長江。
パキスタンを流れる、インダス川
インドを流れる、ガンジス川
バングラデシュガンジス川と合流する、ブラマフトラ川。
ミャンマー中央を流れる、エーヤワディー川。
中国雲南省を流れ、ミャンマー北東部を南下して海へと注ぐサルウィン川。
中国の雲南省を通り、ミャンマーラオス国境、タイ・ラオス国境、カンボジアベトナムを流れる、メコン川

以上のように、多くの川がチベットに源流を発しており、チベットを抑えることで、これらの川も抑えることができる。

このようにチベットは、中国共産党にとって、戦略的に重要な場所となっている。
ここまで見てきたように、中国共産党は、簡単にはチベットを手放さないだろうが、世界の国国、世界の人人は、中国共産党による抑圧からチベットを開放するため、そしてチベットの独立を実現するため、声をあげ、力を合わせるべきだ。