漢字の置き換え

無駄=冗
数える=算る
話し合い=議い
仕組み=構み 式み
かね=貨

劫=つみ

なわ→わな
罠=縄を使った獲物を捕らえる道具

もくもく→くも(雲)

み=仲間
き=敵
みかた=み方
仇=方き

やいば=焼き刃
戒め=今締め
倒す=手押す
赴き 趣=顔向き
掟=置き手
訪れる=音連れる
傾く=方向く
願う=値買う
急ぐ=息削ぐ
忙しい=息削がしい
勤しむ=息削しむ
あつかましい=手捕ましい
黄昏=
泳ぐ=尾横ぐ
労る=痛分る
憧れ=
清い=気良い
明日=日進
あした=日下
秋=日消
淡い=日出い
海=大水
輝く=光光やく
鏡=光光見
影=光消
薪=焚き木
助け=手すけ
戦い=手手交い
倒す=手押す
叩く=手手く
瞬く=目叩く
讃える=叩える
辿る=手取る
企む=手暗む
伝える=付手える
巧み=手組み
互い=手交い
携わる=手ず触る
佇む=立立住む
倒れる=足折れる
集める=手詰める
誓い=血交い
休む=屋住む
宿=屋止
宮=御屋
泉=出ず水
溝=水沿
葱=根木
罪=付身
怯える=心冷える
扱う=手使う
育つ=
幻=目滅し
眩しい=目伏しい
眉=目弓
認める=見止める
省みる=返り見る
醜い=見憎い
戴く=
暇=日間
炎=火の尾
焔=火群
山=尖間
浜=端間
沼=泥間
汚れ=気枯れ
断る=事割る
理=事割り
滞る=止止凍る
肝=気持
短い=身近い
麓=踏元
虜=取り子
抗う=手ら交う
涙=流水垂
磨く=身掻く
頼む=
たのしい=
逞しい
襲う=尾沿う

おもう=心盛う=心に発生する
おこる=心凝る
おしい=心しい
おそれ=心反れ 心逸れ
おびえ=心冷え
おぼえる=心吠える=心内で言葉を繰り返し忘れないようにする

うら=内部
そら=外部
から=狭間



日本語は動詞の「う」から名詞の「あおいえ」に変化することが多い
そして名詞の「あおいえ」に「う」を加えて動詞化することが多い

あぶる(動詞)→あぶら(名詞)

あぶる(手振る)→食材を焼く(炙る)
あぶら=燃えやすい物(脂 油)

つく(動詞)→つか(名詞)→つかむ(動詞)

つく=付着する(付く)
つか=手に付着する部分(柄)
つかむ=手に付着させる(掴む)

晴る(動詞)→春(名詞)

はむ→はま→はまる
はむ→はみ
はむ→はめ→はめる

あむ(動詞)→あみ(名詞)

ある(動詞)→あるく(動詞)
ある(動詞)→あり(名詞)

ある=足を動かす→「在る」と区別がつかないので廃語
あるく=足を動かす(歩く) 「く」は「在る」と区別するための付け足し
あり=足を動かす生き物(蟻)

言葉や字に複数の意味があり、区別しずらいとき行われるのが「区別のための付け足し」

大和言葉の「区別のための付け足し」の例
ある→あるく

漢字の「区別のための付け足し」の例
王→玉
王→主

王様は宝石を身につけていたため「王」の字に「宝石」の意味が加わった
「宝石」の意味を区別するため「玉」の字が作られた
そして王に「人の上に立つ人」の意味があったため、それを区別するため「主」の字が作られた

ある言葉や文字が元の意味と別の意味で使われ出したため、元の意味を現す言葉や文字が作られることがある

【ある字が元の意味を失ったため新たな字が作られた例】
自→鼻
自=はな→わたし
鼻=はな

大→夫
大=成人男性→おおきい
夫=成人男性→おっと



も=持つ
の=物体
もの=所有物→物体

こ=高い音
と=低い音
こと=高い音と低い音→音と言葉→発生する出来事

お=大きい
と=音声
おと=大きい音声

あいうえおの中で「えの列」で始まる単語は少ない
このことから、古代の日本語では「え」の発音がなかったと考えれる
そして「いの列」で始まる単語もすこし少ない。よって「い」もなかった可能性がある
つまり「うあお」が始めにあって、そこに「い」が加わり、そしてまた「え」が加わったと考えれる
世界の言語を見ても、母音が最も少ないものは、母音が三つ
日本語もそうだった可能性がある

爪「つま→つめ」
稲「いな→いね」
学「まなぶ→まねぶ」
風「かざ→かぜ」
雨「あま→あめ」
手「た→て」
目「ま→め」
舟「ふな→ふね」
酒「さか→さけ」
金「かな→かね」

気「き→け」
木「き→こ」

月「つく→つき」

古語のあま=海 天 雨

麻=朝の神事に使う植物
蒜=昼の神事に使う植物